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サイコ・サスペンス史上No1の傑作『ザ・バニシング -消失-』発売決定

サイコ・サスペンス史上No1の傑作『ザ・バニシング -消失-』発売決定

この度、キングレコードではサイコ・サスペンス史上No1の傑作‐『ザ・バニシング -消失-』Blu-ray&DVDを12月11日に発売することとなりました(レンタルは1/8より開始)。

キューブリック絶賛!サイコ・サスペンス史上No1の傑作。
 本作は、1988年オランダ映画祭で最優秀作品賞受賞を受賞、その他世界中の映画祭で喝采を浴び、30年を経た現在でも海外映画批評サイトRotten Tomatoesで98%の高評価を獲得しているサイコロジカル・サスペンスの金字塔的作品。そのあまりに絶望的で魅力のあるラストは、『サイコ』(60/アルフレッド・ヒッチコック監督)、『羊たちの沈黙』(91/ジョナサン・デミ監督)、『セブン』(95/デヴィッド・フィンチャー監督)を超えるとの呼び声も高く、あの巨匠スタンリー・キューブリックが3回鑑賞し、「これまで観たすべての映画の中で最も恐ろしい映画だ」と絶賛した。
 ある日突然消えた恋人を捜して、執念と亡霊に取り憑かれたかのように次第に精神を追い詰められていく男と、自分の異常性と正常性を立証したいという欲求から、ある歪んだ「実験」に手を染める男を描く。過剰な演出を排除し、ただ静かに迫りくる異様な恐怖の正体に観る者は恐ろしくも魅了されずには入れられないサイコ・サスペンスの傑作。ちなみに、キューブリックは本作を観て次回作の主役にヨハンナ・テア・ステーゲを抜擢するも企画が実現しなかったというエピソードも。

30年を経て初公開!劇場でも大ヒット&初Blu-ray化!
 監督は『マイセン幻影』(92)、『ダーク・ブラッド』(12)のフランス人監督、ジョルジュ・シュルイツァー。93年にはその手腕を認められ、監督自身の手によりジェフ・ブリッジズ、キーファー・サザーランド、サンドラ・ブロック出演で本作がハリウッド・リメイクされ、『失踪』として日本でも劇場公開された。オリジナル版は日本では長らく劇場公開されずに、VHSとDVDが発売され知る人ぞ知る作品とされていたが、制作から30年を経て劇場公開を果たし、初めてのBlu-rayでリリースとなる。 4月12日(金)から昼と夜の時間帯2回の上映ではじまった劇場公開では、昼の回は7日間連続満席立見、連日大盛況となり、劇場も予想外の大入りとなった。以降、劇場も楽日の告知を出しつつも、その予定から2回も上映延長を決定、結果8週間のロングランヒットを達成した。観客からは「最後の10分でサイコパスの本当の恐ろしさを思い知らされて背筋が凍る思いがした。」「スピルバーグの『激突』の初鑑賞の時のように、得体の知れぬ恐怖感で身体が強ばる。」といった作品を絶賛するコメントが寄せられた。
 『ゴーン・ガール』(14/デヴィッド・フィンチャー監督)、『ヘレディタリー/継承』(18/アリ・アスター監督)など “胸糞映画”と評される作品が軒並み連ねる昨今。それらの基盤となったといっても過言ではない本作。また 『ハウス・ジャック・ビルト』(ラース・フォン・トリアー監督) 、『 ハッピー・デス・デイ』(クリストファー・ランドン監督)、『アス』(ジョーダン・ピール監督)など“ホラー映画が豊富な2019年だが、恐ろしさで言ったら本作が群を抜いていることは間違いない。  

Vanishing 【作品詳細】
Blu-ray:http://kingmovies.jp/library/kibf-1669
DVD:http://kingmovies.jp/library/kibf-1669