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SF映画の金字塔にして衝撃作『地球爆破作戦』初BD化!

SF映画の金字塔にして衝撃作『地球爆破作戦』初BD化!

この度冷戦下のアメリカを舞台に、スーパーコンピューターの防衛システムの暴走を描いたSF映画の金字塔『地球爆破作戦』をBlu-rayとDVDを2019年11月13日に発売することとなりました(発売・販売元:キングレコード/Blu-ray・DVD同時発売)。映画ファン待望の国内初Blu-ray化です。
 『ターミネーター』(84)、『マトリックス』(99)、最近では『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)でも描かれた自我が目覚めたコンピューターによる暴走。もしも国家の防衛をもコンピューターに任せたらどうなるのか?外敵からのあらゆる攻撃に対応し、国家の平和を守るはずのコンピューターが出した答えは人類こそが有害な存在というものだった…1970年に製作された『地球爆破作戦』はそんな疑問に痛烈な答えを提示する、知る人ぞ知る伝説的SFと言われている傑作。冷戦まっただ中に製作されたにもかかわらず、反乱を起こしたコンピューターに対し、アメリカとソ連が共闘する点もユニークだ。1966年に発表されたD・F・ジョーンズの原作を基に、『サブウェイ・パニック』のジョセフ・サージェント監督が手腕を発揮した。
 製作はスタンリー・チェイス(『ハイローリング』(78))、『チャイナシンドローム』(79)の監督のジェームズ・ブリッジスが脚本を務め、傑作SF『ウエストワールド』(73)『未来世界』(76)を手がけたジーン・ポリトが撮影を担当。音楽はミシェル・コロンビエ(『リスボン特急』(72)、美術を『オペラ座の怪人』(43)や『アラバマ物語』(62)などで米アカデミー賞美術賞を受賞したアレクサンダー・ゴリツェン、舞台装置をジョン・マッカーシー・Jr(『夕陽に向かって走れ』)などが担当し、衣装デザインは『ローマの休日』(53)『スティング』(73)でアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞したイーディス・ヘッドが手がけるなど、豪華なスタッフ陣がそろっている。出演はエリック・ブレーデン(『新・猿の惑星』(71))、スーザン・クラーク(『夕陽に向かって走れ』(69))その他、ゴードン・ピンセント、ウィリアム・シャラート、アレックス・ローディンなど。
 なお、山田康雄が主人公を担当したテレビ版の日本語吹替音声の収録も決定した。人類がコンピューターに支配されるという斬新な作品内容でその後のSF映画界に様々な形で大きな影響与えたと評される先駆け的作品の本作。ぜひBlu-rayで確認を。

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【作品紹介】
Blu-ray:http://kingmovies.jp/library/kixf-644
DVD:http://kingmovies.jp/library/kibf-1667