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音楽の旅、運命の出会い『アメリカン・ヴァルハラ』11/7発売!

音楽の旅、運命の出会い『アメリカン・ヴァルハラ』11/7発売!

今年4月14日より劇場公開となりました、<ゴッドファーザー・オブ・パンク>イギー・ポップと QUEENS OF THE STONE AGE のフロントマン、ジョシュ・ホーミの音楽の旅を再訪する映画『アメリカン・ヴァルハラ』の国内盤ブルーレイ&DVD が 11 月 7 日(水)に発売となることが決定いたしました。
AMERICAN VALHALLA_MAIN 2016年に発表されたイギー・ポップの最新アルバム、「Post Pop Depression」はイギーとともに QUEENS OF THE STONE AGE のジョシュ・ホーミとディーン・フェルティタ、そして ARCTIC MONKEYS のドラマーであるマット・ヘルダースの 4 人が、外部とは完全に遮断されたモハベ砂漠のど真ん中で、一切関係者にも知られることなく作曲、レコーディング作業を行った作品で、イギー最後のアルバムと噂されるとともに、イギーのソロキャリア史上最大級のヒットとなった金字塔的作品だった。映画『アメリカン・ヴァルハラ』はそのイギーが自費でレコーディングを計画し、自らジョシュ・ホーミにプロデュースを打診したところから始まったこのコラボレーションの模様を、始まりから初のデモ音源レコーディング、アルバムのリリース、そしてロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでのライヴまで追ったドキュメンタリー映画。デヴィッド・ボウイとイギーの<ベルリン時代>を彷彿とさせるこの共同の創作の模様を、写真家のアンドレアス・ニューマンとともにジョシュ・ホーミが共同監督をつとめ描いている。幼い頃イギー・ポップによる映画『レポマン』(84 年)のサントラを毎日聴き、それがきっかけでギターを手にし、自身のロックンロールを奏でることとなったホーミにとってはイギーの打診はまさかの出来事であり、究極の芸術的完成度を開花させることとなったこの両者の融合をホーミが丁寧かつ独特な切り口で描写、巷にあふれる音楽ドキュメンタリー作品とは一線を画す作品となった。
ジム・ジャームッシュ監督による、イギー率いた伝説的バンド、ストゥージズのドキュメンタリー映画『ギミー・デンジャー』はイギーの証言を軸に過去に焦点をあてた作品だが、本作はその対極の、現在進行形のイギーの創作に向う姿を映し出したものであり、ロック、パンクの世界の首領として存在するイギーを知る上では欠かすことのできない作品です。

Blu-ray:http://kingmovies.jp/library/kixf-579
DVD:http://kingmovies.jp/library/kibf-1602