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5/9(水)怪作『マッドボンバー』ノーカット版Blu-ray発売!

5/9(水)怪作『マッドボンバー』ノーカット版Blu-ray発売!

このたび、あなたの意識を吹きとばす映画『マッドボンバー』のノーカット版Blu-rayの発売が決定いたしました(※DVDも同時発売)。

爆弾男社会を逆うらみ、ダイナマイトで挑戦-。
現代が生んだ病魔か、白昼のロス、学校・病院・ホテル“連続爆破”。
登校の女学生即死、会合中の婦人団体血まみれ、犯人、爆弾抱いて繁華街へ逃げ込む・・・。


日本でも1974年の公開以降、地上波でも放送され、その異様な魅力で観る者を釘付けにした本作は、妻と離婚、溺愛した一人娘が麻薬中毒で死亡し、社会を逆恨んで浄化を目論む連続爆弾魔と、平凡な市民ながらも性的コンプレックスを抱え、強姦でカタルシスを味わう連続暴行魔、そして犯罪者を憎み、強い殺意とともに強引な捜査を展開するサイコ刑事という狂人3人が、ロサンゼルスの街を舞台に壮絶な三つ巴の追撃戦を繰り広げる奇跡の70年代バイオレンス。
『戦慄!プルトニウム人間』や『巨大生物の島』など、人間や怪物を巨大化させたモンスター映画を連発したバート・I・ゴードン監督が監督、製作、脚本、撮影をこなし、そのキャリアでも一際異彩を放つ全篇異常性が充満する一篇に仕上げた。
爆弾魔にTVシリーズ『ライフルマン』のチャック・コナーズ、暴行魔に『悪魔の沼』のネヴィル・ブランドが扮して、狂人・変人にふさわしい彫深い面構えをみせ、TVシリーズ『ベン・ケーシー』のヴィンセント・エドワーズが狂える鬼刑事ジェロニモを演じた。

本国アメリカではちょうど『ダーティハリー』『フレンチ・コネクション』などの刑事アクション映画の大ヒット直後により、それら2作を引き合いに<次はジェロニモだ!><人は奴をダーティコップと呼ぶ・・・><『ダーティハリー』『フレンチ・コネクション』よりすごい!>などと刑事ものとしてアピールするポスターが作られたが、爆弾魔と暴行魔の偏執的異常性で結果として得体の知れない病的魔力をまとった本作は、刑事アクションという枠では到底捉えることのできない、たとえようのない作品となってしまい、その宣伝は機能しなかったという逸話(?)も。
爆弾魔の娘を演じたナンシー・ホノルドの歌うテーマ曲「Reaching Out」の哀愁の旋律が脳裏にこびりつき、作品から滲み出るもの悲しさが観る者の心に深く刻まれる、まさに唯一無二の孤高の怪作というべき作品です。
日本では2005年に一度DVD化されたものの、その本編は性描写や暴力描写がカットされたバージョンで、画面サイズも4:3スタンダードサイズ。
今回の初ブルーレイ化&DVD再発売では米国劇場公開時のR指定本編、性描写や暴力描写がカットされていないノーカット版の本編となり、画面サイズも16:9で日本のBD・DVDでは初。
そして映像特典でカット版の本編も収録、単に一部のシーンをカットしただけでなく、細かく編集他違いのあるこれら2つのバージョンの違いを確認できる!

<詳細>
Blu-ray:http://kingmovies.jp/?p=14040
DVD:http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKIBF-1575/