ファンボイス

傑作

アンドレイ・タルコフスキーの大傑作です。 

―銀夢来夢


タルコフスキーで一番難解

タルコフスキーは私にとって特別な映画作家です。タルコフスキーの描く世界が私の第二の故郷だと思うほど心酔しているのですが、遺作『サクリファイス』は私にとってはタルコフスキーの作品の中で1番難解な作品でした。

『サクリファイス』には、核兵器による"世界の破滅"と"犠牲を捧げることによる救済"が描かれています。そのテーマは黒澤明監督の『生きものの記録』(55)から、ベルイマンの『冬の光』(62)、そして『サクリファイス』へと引き継がれてきました。現代文明社会の中に生きる私たちは、その便利さを享受するばかりで、世界の破滅への危機感を忘れてしまいがちですが、『生きものの記録』に敬意を表してベルイマン、タルコフスキーが核兵器や世界破滅の恐怖を提示してくれたことは凄いことだと思います。タルコフスキーががんと闘いながら作ったこの作品は、もはや個人的なものではなく、世界の救済への祈りにまで昇華されていました。

-ケイト


またいつか再見したい

恐るべきアンドレイ・タルコフスキー監督。劇場上映で何度もトライしているが、冒頭の15分ぐらいで完全な寝落ち状態になってしまい、気が付くとエンド・クレジットになっていることの繰り返し。今回も149分の上映時間に対して、倍の300分は確実に費やしています。素晴らしい映像美だと見入っていると、あっと言う間にウトウトしてしまう。あぁ、これはいかんと巻き戻して、覚えているところから見直すの繰り返し。睡魔との闘いが続くのだ。

―stardust70


この地は、核戦争がおきたのか?
震災のあとだと恐怖の質が変わる。

世界の終わりは何の前触れもなく、こんなにやすやすと、やってくるものなのか? 
これはこれからも生きていく我々への警鐘のような気がしてならないのだ!

―まさしくん


まさに芸術

世界の破滅が訪れる瞬間すら美しい、まさに芸術映画。
こんな遺作を「希望と確信をもって」示されたら、
私たちはこれからどう生きればいいのだろうか。

―HC


KINENOTEより、抜粋、一部編集したものを掲載しております。

KINENOTE