殺しが静かにやって来る

Blu-ray

殺しが静かにやって来る <2K特別版>


発売日
2020/09/16
品番
KIXF-822
販売価格
¥5,800+ 税

1968年/イタリア・フランス
原題:IL GRANDE SILENZIO (英題:THE GREAT SILENCE)

収録時間:本編105分+映像特典約66分 
仕様:カラー 1080p Hi-Def 片面2層

音声:
①イタリア語 リニアPCM(2.0ch)
②イタリア語 DTS-HD Master Audio(5.1ch)
③英語 DTS-HD Master Audio(2.0ch)
④日本語 DTS-HD Master Audio(2.0ch)
⑤コメンタリードイツ語 DTS-HD Master Audio(2.0ch)

字幕:日本語(各音声対応)

■映像特典
□音声特典
(*=新規特典):
■*撮影の舞台裏■*別エンディング2種■インタビュー集(*クラウス・キンスキー/*アレックス・コックス/ノラ・コルブッチ夫人)■*ジャン=ピエール・ディオネットによるプレゼンテーション■OP&EDクレジット(英語版/*フランス版)■海外予告編集(*イタリア語版/英語版/ドイツ語版)■*ギャラリー(アートワーク集/スチール集)
■*テレビ放送時と同じ編集で吹替本編を鑑賞できる「日本語吹替完全版」機能搭載 ※Blu-rayのみ
□1972年4月16日放送『日曜洋画劇場』(テレビ朝日)日本語吹替版 (キンスキー=大塚周夫、富田耕生、森山周一郎、森ひろ子)
□*マイク・シーゲル(映画史研究家・映画監督)によるオーディオ・コメンタリー

※仕様等、内容は予定のため変更になる場合がございます。
※商品写真は見本のため変更になる場合がございます。

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STAFF

監督・脚本:セルジオ・コルブッチ 「続・荒野の用心棒」「豹/ジャガー」「ガンマン大連合」
脚本:ヴィットリアーノ・ペトリリ、マリオ・アメンドーラ、ブルーノ・コルブッチ
撮影:シルヴァーノ・イッポリッティ 「死刑台のメロディ」「カリギュラ」
音楽:エンニオ・モリコーネ 「ドル三部作」「アンタッチャブル」「ニュー・シネマ・パラダイス」

CAST

サイレンス:ジャン=ルイ・トランティニャン 「男と女」シリーズ 「暗殺の森」「愛、アムール」
ロコ:クラウス・キンスキー 「夕陽のガンマン」「群盗荒野を裂く」
ポーリーン:ヴォネッタ・マギー 「アイガー・サンクション」「レポマン」
保安官:フランク・ウォルフ 「暁の用心棒」「ウエスタン」
ポリカット:ルイジ・ピスティッリ 「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」「血みどろの入江」

“世界で2番目に偉大なマカロニ監督”セルジオ・コルブッチ没後30年企画──。
「続・荒野の用心棒」と並ぶコルブッチの代表作にして、マカロニ史上に残るカルト・ウェスタンが、
最新2Kデジタルレストア本編&特典満載で完全復活!!



【STORY】
1898年ユタ州スノーヒル。ロコ(クラウス・キンスキー)率いる賞金稼ぎの無法者集団がいた。彼らは賞金首はおろか無垢の人間をも手にかける冷酷非情さで人々から恐れられていた。無抵抗の夫をロコに殺された未亡人ポーリーン(ヴォネッタ・マギー)はある男に復讐を依頼する。雪原の彼方からやって来たその男の名は“サイレンス”(ジャン=ルイ・トランティニャン)。賞金稼ぎのみを獲物とし、彼が通り過ぎた後には“死の沈黙”が訪れることからその名が付けられた凄腕の殺し屋だった。一方、スノーヒルの町はロコとその一団、そして彼らを利用して町を牛耳る悪徳判事ポリカット(ルイジ・ピスティッリ)に支配されていた。ポーリーンの家に招き入れられたサイレンスはロコを挑発し、決闘の機会を伺うが、狡猾なロコはなかなか応じない。そんな中、サイレンスの凄惨な過去が次第に明らかになっていく。彼は幼い頃に無法者一味に両親を殺され、自らも声帯を切り裂かれ声を奪われた。そして彼をそんな目に会わせた一味のひとりが他ならぬポリカットだったのだ。ついにポリカットへの復讐を果たすも深手を負ったサイレンスにロコとの対決の時が迫る─。

【INTRODUCTION】
「続・荒野の用心棒」(66)「豹/ジャガー」(68) 等で知られるマカロニウェスタンの巨匠セルジオ・コルブッチ監督の“ジャンゴ”と並ぶ代表作。
口のきけない主人公、白銀の舞台、黒人のヒロイン、官能ベッドシーン、モーゼル自動拳銃、そしてもはや神話レベルとなっている非情のラスト─など、観る者の意表を突き続ける異色ウェスタン。「男と女」(66)の世界的ヒットで一躍国際スターの座を得たトランティニャンのもっとも活動的な時期の主演作だが、セリフの一切ない本作を自身のベスト作と語っている。しかしながら本作でトランティニャン以上に圧倒的な存在感を放っているのが敵役ロコを演じたクラウス・キンスキーだろう。その長い悪役キャリアの中でも本作の極悪非道ぶりは群を抜いており、ある意味この映画の真の主役は彼と言える。名匠エンニオ・モリコーネによる格調高いスコア、「殺しが静かにやって来る」という傑出した邦題も本作のカルト性を際立たせており、ジャンルを超えた映画ファンを今だに魅了し続けている。