【introduction】
『インファナル・アフェア』シリーズ、『頭文字D THE MOVIE』の監督・脚本コンビ、アラン・マック&フェリックス・チョンの名手二人が贈る、バイオレンス・アクションの傑作が、ついに登場。
香港返還が直前に迫った1990年代後半に製作されて香港やくざ映画の大ヒットとなった『欲望の街/古惑仔』シリーズ。このシリーズで人気スターの仲間入りをした、イーキン・チェン(『ツインズ・エフェクト』)とジョーダン・チャン(『頭文字D THE MOVIE』)。この最強のゴールデンコンビが13年ぶりに共演した作品が、この『ジ・エレクション/仁義なき黒社会』である。
製作をアラン・マック、そして監督・脚本をフェリックス・チョンと、『インファナル・アフェア』シリーズ、『頭文字D THE MOVIE』をヒットさせた二人が、香港の黒社会映画や、主演二人の出世作である『欲望の街/古惑仔』シリーズ、そして『インファナル・アフェア』など、数々の作品をオマージュして作られた内容になっている。
共演には、『盗聴犯/狙われたブローカー』のアレックス・フォン、『アクシデント/意外』のミシェル・イェ、『狼たちのノクターン』のキャンディス・ユーといった顔ぶれ。
スタッフは、撮影を『グランドマスター』のデーヴィー・ツォウ、編集を『2046』のアンディ・チャン、音楽を『SPL狼よ静かに死ね』のケン・チャン、そしてアクション監督には『やがて哀しき復讐者』のジャック・ウォンが手がけている。
なお、本作品は第30回香港電影金像奨で、助演女優賞にキャンディス・ユーがノミネートされ、フェリックス・チョンが新人監督賞を受賞している。