サクリファイス

廉価Blu-ray

サクリファイス


発売日
2019/09/04
品番
KIXF-4316
販売価格
¥2,500+ 税

1986年/スウェーデン・英・仏/1987年日本公開
原題:Offret:Sacrificatio(英題:The Sacrifice)

収録時間:本編149分
仕様:カラー 1080p Hi-Def(1.66:1ヨーロピアンヴィスタ) 2層
音声:①スウェーデン語/リニアPCM(モノラル)
字幕:①日本語 日本語字幕翻訳:馬場広信(動画学・比較文化)


※仕様等、内容は予定のため変更になる場合がございます。
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STAFF

製作総指揮:アンナ=レーナ・ヴィボム
製作:カティンカ・ファラゴー
監督/脚本/編集:アンドレイ・タルコフスキー
       (『ストーカー』『ノスタルジア』『惑星ソラリス』 )
撮影監督:スヴェン・ニクヴィスト
美術:アンナ・アスプ
録音・ミキシング:オーヴェ・スヴェンソン
編集:アンドレイ・タルコフスキー/ミハウ・レシチロフスキー
編集協力:アンリ・コルピ
音楽:J・S・バッハ『マタイ受難曲』より
   アリア「憐れみ給え、わが神よ」(独唱:ユリア・ハマリ)ほか

CAST

エルランド・ヨセフソン (アレクサンデル)
スーザン・フリートウッド (アデライデ)
アラン・エドヴァル (オットー)
グドルン・ギスラドッティル (マリア)
スヴェン・ヴォルテル (ヴィクトル)
ヴァレリー・メレッス (ユリア)
フィリッパ・フランセーン (マルタ)
トミー・チェルクヴィスト (少年)

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1986年のカンヌ映画祭で
史上初の4賞受賞に輝いた、
数々の傑作を世に送りつづけた
A・タルコフスキーの遺作




【introduction】
生命の樹を植える誕生日に核戦争は起こった!
言葉を話せない息子、絶望に混乱する愛すべき人々のために、父は神と対峙する・・・。
1986年カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを初めとする史上初の4賞を受賞した、映画史に燦然と輝くタルコフスキーの崇高なる代表作。
しかし、タルコフスキーは同年暮れに夭逝、本作は遺作となった。

 ★1986年カンヌ国際映画祭 4部門受賞(審査員特別グランプリ、国際批評家連盟賞、芸術貢献賞、全キリスト教会審査員賞)
 ★1987年英国アカデミー賞 外国語映画賞 受賞

アンドレイ・タルコフスキー (1932-1986)
モスクワ生まれ。父は詩人アルセニー・タルコフスキー。東洋学単科大学中退後、全ソ映画大学監督科に入学。アンドレイ・ミハルコフ・コンチャロフスキー監督(『暴走機関車』)やその弟ニキータ・ミハルコフと親交を深める。62年長編第一作『僕の村は戦場だった』(ヴェネチア国際映画祭金獅子賞ほか受賞)でデビュー、68年コンチャロフスキーとの共同脚本による歴史大作『アンドレイ・ルブリョフ』は歴史解釈をめぐり当局から「反愛国的」と指摘され上映許可が得られず、ソ連国内では公開まで5年の月日を要した。以降、絶えず国家権力による検閲との対立を繰り返しつつ、72年SF映画の概念を一変させた『惑星ソラリス』(カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞)、74年自伝的要素と前衛性の強い『鏡』、79年原作者でもあるSF作家ストルガツキー兄弟との共同脚本での『ストーカー』と、映画史に残る名作を寡作ながらも生み出し続け、「水」や「火」や「夢」などをモチーフとした独自の映像芸術で国際的名声と評価も高まり続けた。1980年、ダヴィド・ドナテロ賞受賞。82年以降、芸術家の自律性と表現の自由を求めソ連を亡命。、83年『ノスタルジア』(カンヌ国際映画祭創造大賞、国際批評家賞、エキュメニック賞 受賞)を発表。86年12月28日、肺癌の為54歳で夭逝。同年発表の史上初のカンヌ四冠(国際映画祭審査員特別グランプリ、国際批評家連盟賞、エキュメニック賞、芸術特別貢献賞)を記録した『サクリファイス』が遺作となった。

【story】
スウェーデンの南、バルト海を臨むゴトランド島。初夏の日差しを浴びながら、文筆家のアレクサンデルが息子と枯れた松の木を植えている。息子は言葉を発することが出来ず、アレクサンドルは悲嘆に暮れる。やがて誕生日を迎えたアレクサンドルの家へ、親友の医師ヴィクトルと郵便配達人オットーがやってくる。 白夜、テレビは核戦争勃発の声を伝えている。パニックに陥る人々。興奮した妻のアデライデは人生への後悔と呪詛を口走り、息子は苦しんで眠っている。隣室では、ヴィクトルを誘って服を脱ぐ娘のマルタ…。 アレクサンデルは、初めて神への願いを発する。「私の持てるもの全てを捧げますから、愛する人々救ってください。家も家族も子どもも言葉も、すべて捨てます」と――。